2015年5月11日月曜日

イタリア語 挨拶 発音

こんにちは。(Buongiorno)
ボン・ジョールノ
ボン!(↑)情(↓)るの(→)
高    低

さよなら。(Ciao
チャオ
茶!(→)を(↓)
高   低

ありがとう。(Grazie
グラッツィエ
グゥラ、(↑)ツィ(↓)エ(→)
強 弱   低   低

すみません。(Mi scusi
ミスクージ
ミス(→)くー(↓)じー(→)
 高   低   低
外国人がくじ屋をしていて、
「ミスくーじ」

~をください。(Per favore
ペル ファヴォーレ
ペル!(↑)・ファ(→)亡霊(↓)
 高    高   低
出る!わ!亡霊ー(汗)

飲み水(acqua minerale
アックワ ミネラーレ
あっ!(↑)桑!(↑)ミ(↓)ネ(↓)ラーレ(→)
 高     高         低

トイレはどこですか?(Dove e'il bagno?
ドヴェエ イル バンニョ
ドヴェ(↑)エ(→)イル(→)バンニョ(→)
高    低  低    低

 



イタリア語 基礎 音韻

音韻対応[編集]

イタリア語にはラテン語と同様の二重子音があるが、他のロマンス語であるフランス語スペイン語のそれとは異なっている。この違いから、他のロマンス語と比べて特有のアクセントがある。
ラテン語で「子音 + l + 母音」であった音は、イタリア語では l が i に変化しているものが多い[2]。接頭辞 re- が ri- になっているものが見られる。破裂音 + s, または異なる破裂音が連続する場合は後ろの音に同化し、長子音となる(actum→atto など)。また開音節で強勢を持つ短い o の多くがuoに変化している (bonus→buono)。
wikipediaより

イタリア語 基礎 アクセント

アクセント[編集]

イタリア語のアクセントは強弱アクセントである。
  • アクセント(強勢)は単語の後ろから2番目の母音(parossitono)にあることが多い。Dio, io はiがアクセントである。
  • 後ろから2番目の母音字のiが拗音になっている場合は、2番目の母音は3番目の母音字のaになる。Italia, dizionario, salumaioなど。
  • アクセントが語尾にある場合はアクセント記号を付ける。città, caffèなど。英語の-(i)tyに当たる接尾辞は-(i)tàとなる。
  • 動詞の変化形の三人称複数では後ろから3番目がアクセントになる。amano, possonoなど。
  • アクセントが後ろから3番目に来る単語(parola sdrucciola)も多く、camera, facile, difficile, edicola, tavolaなどがある。人名、都市名ではこの例外が多い。Cesareは初めのe, Napoliはa, Genovaはe。
  • -bile, -mereなど語尾の前にアクセントがつくパターンがある。
  • イタリア語には弁別的な長母音は無いが、アクセントのある母音で次が子音1つの時は長音で発音されることが多いので、カタカナ表記で長音記号「ー」を入れることがある。例. carnevale [karneˈvale] カルネヴァーレ(謝肉祭
  • 例外的ではあるが、書籍などで日本人作家の名前に長音があるとラテン語の長音記号で表現することがある。この記号は小学校で習うローマ字の記号と同様である。
wikipediaより

イタリア語 基礎 母音と子音

母音 (vocale)[編集]

  • 母音はa, e, i, o, uで表す。eとoに2種類の発音があるので7種類になる。
  • eには強勢部のみ [e]と[ɛ], /E/がある。語末にアクセントが来た時や辞書で広狭を明確にする場合、閉口音の[e]は é, 開口音の[ɛ]は è で記述する。語末のアクセント記号は広狭にかかわらず必ず書かれる。
  • oには強勢部のみ [o]と[ɔ], /O/がある。E と同様、閉口音[o]は ó, 開口音[ɔ]は ò で記述する。
  • eとoの各2種類の発音は、意味の違いを表すが文脈などで区別できる場合が多く対立は弱い。

子音 (consonante)[編集]

両唇
(bilabiale)
唇歯
(labiodentale)
歯音
(dentale)
歯茎
(alveodentale)
後部歯茎
(postalveolare)
硬口蓋
(palatale)
軟口蓋
(velare)
閉鎖音
(occlusiva)
p b   t dk g
鼻音
(nasale)
  m[ɱ][n]nɲ[ŋ]
摩擦音
(fricativa)
f vs zʃ  
破擦音
(affricata)
ʦ ʣʧ ʤ
ふるえ音
(vibrante)
r
はじき音
(vibrata)
ɾ
側音
(laterale)
lʎ
接近音
(approssimante)
jw
  • 子音字はb, c, d, f, g, i, l, m, n, p, q, r, s, t, v, z を使用。
  • cはa, o, uと使用された時は子音[k]を表す。e、iと共に使用された時は子音[tʃ], /tS/を表す。ce(チェ)、ci(チ)。
  • chはe, iと共に使用され、1つの子音[k]を表す。che(ケ)、chi(キ)。
  • gはa, o, u と使用された時は子音[g]を表す。e、iと使用された時は子音[dʒ], /dZ/を表す。ge(ヂェ)、gi(ヂ)。
  • ghはe, iと共に使用され、1つの(語中では長い)子音[g]を表す。ghe(ゲ)、ghi(ギ)。
  • 単独のgliは[ʎi], /Li/, 母音+gliは[ʎʎi], /LLi/の音となる。ただし[gli]と読む単語もある。また、gli+母音の場合は"gli"3文字で1つの子音を表す。"luglio"は /ˈluʎʎo/(ルッリョ)。
  • gnは鼻音[ɲ], /J/を表す。例えばgnaは「ンニャ」に近い。
  • h+母音は母音のみの音と同じ。
  • i+母音となった時のiはアクセントでない場合、子音[j]を表す事が多い。
  • qは常にuと共に使用され、qu[kw](ク)となる。
  • sは有声音[z]と無声音[s]のどちらも表す。次に来る子音が有声音の場合(sl-, sb-など)は有声で、次の子音が無声音の場合や、語頭で次に母音が来る場合、l・n・rの次に来る場合は無声音になる。ssは無声音で促音。s単独で母音に挟まれた場合は単語により決まる。casa(家)や地名Pisaのようにピサでもピザでも構わないというものも多い。また、発音の違いで意味の違いはない。
  • scはa, u, o と共に用いた時は二重子音[sk]だが、e, iと共に使用された時は別の1つの子音[ʃ], /S/を表す。sce(シェ)、sci(シ)。語中では長めに発音される。
  • schはe, iと共に使用し二重子音[sk]となる。
  • zは有声音[dz]と無声音[ts]のどちらも表す。語中では無声が多いが有声のこともあり、接尾辞 "-izzare" 「~化する、~にする」およびその派生形(-izzante、-izzatoreなど)では [idˈʣare] と有声かつ長音である。z単独で母音に挟まれた場合は無声となり促音になりやすい。それ以外では単語により有声か無声かが決まる。どちらでも構わないという単語もある。
  • 半母音拗音はiとuを母音の前に使用して表記。
  • 子音字を2つ連続させて促音を表すが、rrは巻き舌が強くなる。ただしch、ghに対応する促音はcch、gghとする。qを重ねる語はsoqquadro(混乱)以外わずかにしかなく、普通はacquaのようにcqが使われる。
  • 二重子音など子音が複数個重なることがある。fra, quattroなど。
以下は子音+母音の代表的なものと、日本語の発音(カタカナ)と発音記号(括弧内)との対応表である。
日本語での発音は近いものを選んでいる。e と o についてはそれぞれ広狭の違いは割愛した。
子音↓/母音→aeiou
-ア [a]エ [e]イ [i]オ [o]ウ [u]
bバ [ba]ベ [be]ビ [bi]ボ [bo]ブ [bu]
cカ [ka]チェ [tʃe]チ [tʃi]コ [ko]ク [ku]
ch-ケ [ke]キ [ki]--
ciチャ [tʃa]チェ [tʃe]-チョ [tʃo]チュ [tʃu]
dダ [da]デ [de]ディ [di]ド [do]ドゥ [du]
fファ [fa]フェ [fe]フィ [fi]フォ [fo]フ [fu]
gガ [ga]ジェ [dʒe]ジ [dʒi]ゴ [go]グ [gu]
gh-ゲ [ge]ギ [gi]--
giジャ [dʒa]--ジョ [dʒo]ジュ [dʒu]
glグラ [gla]グレ [gle]グリ [gli]グロ [glo]グル [glu]
gliglia
リャ [ʎa]
glie
リェ [ʎe]
gli
リ [ʎi]
glio
リョ [ʎo]
gliu
リュ [ʎu]
gnニャ [ɲa]ニェ [ɲe]ニィ [ɲi]ニョ [ɲo]ニュ [ɲu]
hア [a]--オ [o]-
iイア [ia]/ヤ [ja]イエ [ie]/イェ [je]-イオ[io]/ヨ [jo]イウ [iu]/ユ [ju]
lラ [la]レ [le]リ [li]ロ [lo]ル [lu]
mマ [ma]メ [me]ミ [mi]モ [mo]ム [mu]
nナ [na]ネ [ne]ニ [ni]ノ [no]ヌ [nu]
pパ [pa]ペ [pe]ピ [pi]ポ [po]プ [pu]
quクワ [kwa]クウェ [kwe]クウィ [kwi]クウォ [kwo]-
rラ [ra]レ [re]リ [ri]ロ [ro]ル [ru]
sサ [sa]/ザ [za]セ [se]/ゼ [ze]シ [si]/ジ [zi]ソ [so]/ゾ [zo]ス [su]/ズ [zu]
scスカ [ska]シェ [ʃe]シ [ʃi]スコ [sko]スク [sku]
sciシャ [ʃa]シェ [ʃe]-ショ [ʃo]シュ [ʃu]
tタ [ta]テ [te]ティ [ti]ト [to]トゥ [tu]
uワ [wa]/ウア [ua]ウェ [we]/ウエ [ue]ウィ [wi]/ウイ [ui]ウォ [wo]/ウオ [uo]-
vヴァ [va]ヴェ [ve]ヴィ [vi]ヴォ [vo]ヴ [vu]
zツァ [tsa]/ヅァ [dza]ツェ [tse]/ヅェ [dze]ツィ [tsi]/ヅィ [dzi]ツォ [tso]/ヅォ [dzo]ツ [tsu]/ヅ [dzu]
wikipediaより

イタリア語 基礎 アルファベット 文字

アルファベート(alfabeto)と呼ばれるラテン文字アルファベットの26文字を使用する。この内、母音字のAEIOUにはアクセント符号を使用するが、言語的に同じ文字として扱う。

読み方は1文字だけ強調する場合はAを「アー」の様に伸ばすことも多い。イタリア語で良く使う文字は非常に規則的な読み方で、X以外のあまり使われない文字の方は長く、読みも1つに確定していない。
KJXYは人名や地名、方言、外来語で使用する。Wは古来の文字ではないので英語ドイツ語からなどの外来語で使用する。このため通常使用文字は21文字ともいえる。
電話などでの綴り伝達法ではイタリアの都市の名を使い「アンコーナのA」のように使用するが、Hは1文字目がHの都市名が無いため外来語のhotelを使用している。K, J, Yは外来語の一般名詞で、W, Xは固有名詞を使う。
辞書での単語の順は26文字を表の順(英語と同じ)に並べ、母音字のアクセントも順には影響しない。
文章では小文字を主体に記述する場合、大文字は文の先頭や固有名詞の先頭の1文字に使用する。代名詞などの敬称の先頭文字も大文字とする。 文全体を大文字で記述することもあり、碑文、見出し、本の題名、漫画のふきだし、手紙、落書きなどで多く見られる。
最近の文字の使用方法では、携帯電話のメッセージや電子メールなどで文字数を少なくする用途で、「X」を「per」(掛け算の記号から)、「6」を「sei」(essere の現在第二人称単数形)などと読ませた文章を作成することもある。イタリア語では通常「k」を使用しないが「ch」を「k」と置き換えることもある。よって「perchè」が「xke」となる。
大文字小文字イタリア語での読み近いカタカナ読み電話での綴り伝達(意味)
AaaAncona(アンコーナ
BbbiBologna(ボローニャ
CcciComo(コモ
DddiディDomodossola(ドモドッソラ
EeeEmpoli(エンポリ
FfeffeエッフェFirenze(フィレンツェ
GggiGenova(ジェノヴァ
Hhaccaアッカhotel(ホテル
IiiImperia(インペリア
Jji lunga
iota(まれ)
イ・ルンガ
ヨータ
jersey(ジャージ
Kkcappa, kappaカッパkursaal(ホテルの広間)
LlelleエッレLivorno(リヴォルノ
MmemmeエンメMilano(ミラノ
NnenneエンネNapoli(ナポリ
OooOtranto(オトラント
PppiPadova(パドヴァ
QqcuQuarto(クアルト
RrerreエッレRoma(ローマ)
SsesseエッセSavona(サヴォーナ
TttiティTaranto(ターラント
UuuUdine(ウーディネ
Vvvu
vi(まれ)

ヴィ
Venezia(ヴェネツィア
Wwvu doppia
doppia vu
ヴ・ドッピャ
ドッピャ・ヴ
Washington(ワシントン
Xxicsイクスxeres(白ワインの一種)
Yyipsilon, i grecaイプスィロン
イ・グレーカ
yacht(ヨット
Zzzetaゼータ(ヅェータ)Zara(ザーラ
wikipediaより